説明
Linux環境において、ATコマンドから通信モジュールの接続設定や通信開始・停止などを制御する方法を解説します。
実例
ATコマンドを用いた設定例です。
APNを設定する場合
AT+CGDCONTコマンドを用いる場合です。
実行例
APNがAPN_nameの場合の実行例は次のコマンドです。
AT+CGDCONT=1,"IP","{APN_name}"
OKと表示されると、正常に設定ができています。
先頭の数値は、cidです。一般的な通信モジュールでは10個登録できることが多いようです。
確認
確認コマンドは次のコマンドです。
AT+CGDCONT?
現在設定されているAPN情報が表示されます。
ユーザIDとpassを設定する場合
AT+CGDCONTコマンドを用いる場合です。
実行例
IDがuser、passがpassの場合の実行例は次のコマンドです。
AT+UAUTHREQ=1,2,"user","pass"
確認
確認コマンドは次の通りです。
AT+UAUTHREQ?
接続状態を確認する方法
接続状態を確認するコマンドは次のようです。
AT!GSTATUS?
接続状態や受信電力などの通信情報を確認することができます。
通信モジュール情報を確認する方法
通信モジュール情報を確認するコマンドは次のようです。
ATI
下記に、リンクアップのシェルスクリプトが公開されており、参考にさせていただきました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。